株式会社自動処理は、OpenAIの新機能を活用した国会議事録検索サービス「国会議事録検索 for GPTs」を開発し、公開しました。
このAIニュースのポイント:
- 新サービスは、「GPTs」機能を利用し、ChatGPTと対話しながら国会議事録を検索できる機能を提供しています。
- ユーザーはニュースやトレンドに関連する国会の議論を簡単に調査できるようになります。
- サービスは多言語に対応しており、ハルシネーションを避けた正確な情報提供が可能です。
OpenAI DevDayで発表された、独自のChatGPTを開発できる「GPTs」機能を利用して、国会の議論を調べることができる「国会議事録検索 for GPTs」がリリースされました。このサービスは、株式会社自動処理によって開発されたもので、ニュースやトレンド、提案などの文章を元に、関連する国会議事録を検索できる特徴を持っています。ユーザーは日付や発言者を指定して議事録を検索することが可能で、日本語のみならず英語や韓国語、中国語など複数の言語に対応しています。
この機能は、大規模言語モデル特有の問題であるハルシネーションを避け、データベースからの情報を基に正確な回答を提供することができます。また、毎週月曜日には先週分の議論が更新されるため、最新の情報を得ることができます。利用者は、興味のあるトピックに関連する過去の議論を深掘りすることが可能で、政策研究機関や企業などにとっても有益なツールとなりそうです。
株式会社自動処理の代表である高木氏は、このツールを通じて国民と国会の間の距離を縮め、政治に対する理解を深めることを目指しています。今後のバージョンアップでは、発言者の所属政党や役職の表示、議論の前後の質問や回答の追加表示など、さらに詳細な情報を提供する機能が追加される予定です。
出典: PRTimes