CTCとrinnaが協業、日本語特化型の対話AI開発を推進 | romptn Magazine

CTCとrinnaが協業、日本語特化型の対話AI開発を推進

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伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)とrinna株式会社(rinna)が協業し、日本語に特化した対話型生成AIの開発とその業務利用を強化していくことを発表しました。

このAIニュースのポイント

  1. CTCとrinnaは、業務や目的に沿った専用生成AIのサービス開発に共同で取り組みます。
  2. rinnaが開発した大規模言語モデル(LLM)は、多くの日本語学習データをベースにしており、企業の業務に特化した生成AI環境の構築・開発が可能です。
  3. 両社の協業により、企業はセキュリティや安全性を備えた生成AIの環境を構築し、業務効率化や新規ビジネスの創出を図ることができます。

CTCとrinnaの協業は、rinnaがこれまでに開発してきた日本語に特化した生成AI(GPT:Generative Pre-trained Transformer)をベースに、企業の業務に特化した生成AI環境を構築・開発するものです。rinnaは13億パラメータの生成AIを開発し、5月には36億パラメータのLLMをオープンソースで公開しています。このLLMは、日本語環境での活用に適しており、オンプレミスでの構築も可能です。これにより、社内ネットワーク上で安全に構築し管理することができます。

CTCは8月に、セキュリティや安全性を備えた生成AIの環境構築を支援する「AOAI環境構築サービス」を開始しています。rinnaのLLMと組み合わせることで、利用者に応じたキャラクター付けが可能になり、企業は、よりドメインや業務に適した形で生成AIを活用していくことができます。今後も両社は、パートナーと協力してラインナップを拡充し、LLMエコシステムの提供を通して、お客様の業務効率化や新規ビジネスの創出に貢献していく方針です。

出典: PRTimes

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