株式会社Pleapは、リハビリテーション分野に特化した生成AIソリューション「medimo」の共同開発を開始しました。この新しい取り組みは、診療音声からカルテ原稿を自動作成することにより、医療従事者の業務負担を軽減することを目指しています。
このAIニュースのポイント:
- Pleapは医療法人せいわ会彩都リハビリテーション病院、医療法人晴風園川西リハビリテーション病院、MR&S有限会社SDX研究所と共同で、リハビリ分野向けのカルテ自動生成AI「medimo」を開発します。
- 「medimo」は音声認識とAI要約を用いて、医療従事者と患者の会話から自動でカルテの原稿を作成し、2023年6月にベータ版がリリースされました。
- プロジェクトの目的は、カルテ作成時間の短縮、業務負担感の軽減、および記入漏れの削減であり、2024年秋には本格導入を予定しています。
医療現場では、医療従事者が診療録や書類作成に多くの時間を費やしています。特にリハビリテーション分野では、患者とのコミュニケーション時間が長く、情報量が多いため、診療録作成に多くの時間がかかっていました。
新型コロナウイルス対策や診療報酬の改訂、院内環境のデジタル化などにより、業務負担は増加傾向にあります。このような背景から、診療録作成の効率化を目指し、音声認識とAI要約ができる「medimo」の開発が進められています。
この技術の導入により、リハビリテーション業務の質・効率の向上が期待されています。
出典: PRTimes
