三陸花火競技大会でAIカメラ"IDEA"が活用: 入場状況が可視化 | romptn Magazine

三陸花火競技大会でAIカメラ”IDEA”が活用: 入場状況が可視化

AIニュース

2023年10月に開催された「三陸花火競技大会」で、Intelligence Design株式会社が提供するエッジAIカメラソリューション「IDEA」を用いた入場者と駐車場への車両状況の可視化実験が行われました。

このAIニュースのポイント:

  1. カメラはAI画像解析技術を搭載しており、人や車の流れを効果的に可視化しました。
  2. 入場者数や駐車場の混雑状況の把握に成功したため、このデータを活用したイベント運営の改善が見込まれます。
  3. AI技術により、状況の把握を従来の人手に頼る方法から脱却、自動化を実現しました。

Intelligence Design株式会社は、2023年10月に岩手県陸前高田市で開催された「三陸花火競技大会」において、エッジAIカメラソリューション「IDEA」を用いた実証実験を実施しました。

この実験では、入場者と駐車場への車両の流れを可視化し、イベント開催時の人の集中という課題に対処しました。2箇所の入場ゲートと4つの駐車場にカメラを設置し、エッジAIカメラソリューションを利用してデータを収集・分析しました。これにより、入場者数や滞留時間などを抽出したということです。

この技術は、大掛かりな設置工事が不要で、通行量調査などにも応用可能です。今後、Intelligence Design株式会社はこの技術をさらに発展させ、イベント運営の効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを目指しているということです。

出典: PRTimes