フォルクスワーゲンは、今年の中頃にChatGPTを統合した音声アシスタントを車内で利用可能にし、運転手との対話を可能にすると発表しました。
このAIニュースのポイント
- フォルクスワーゲンは、北米とヨーロッパの顧客向けに、ChatGPTを搭載した初の車両をCES電子製品見本市で披露しました。
- AIは「寒い」と言う声に反応して温度を上げたり、目的地の提案など、さまざまな要求に対応できるようです。
- フォルクスワーゲンはコンパクトセグメントの車でこの技術を標準装備とする最初の大手車両メーカーとなります。
フォルクスワーゲンは、車内のエアコンなどの機能を手を触れずに調整できるようになると発表しました。これは、音声ダイアログシステムを通じて、より直感的でシームレスな車の使用が可能になるというものです。
しかし、完全自動運転車に期待されたAIの進化と比べると、このステップはまだ遅れているとの批判もあります。なお、メルセデス・ベンツも昨年、自動車の「MBUX」システムにChatGPTをダウンロードするテストプログラムを実施しています。
参考: Reuters