2023年5月、限定的に公開されていたChatGPTのプラグインがChatGPT Plus(有料)のメンバーに公開されました。
その中で、プラグインストア(Plugin Store)に掲載されている、すべてのChatGPTのプラグインを使ってみたのでそれぞれ使い方を解説していきます。
今回は、SEOで使えるプラグインと聞く、「Bramework」を使ってみたので解説していきます。
他にもSEOに関連するChatGPTのプラグインを全て知りたいという方は、ぜひ以下の記事をご覧ください!
※2025年1月31日にChatGPTの新しいLLM『o3-mini』が登場しました!下記記事で詳しく解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
ChatGPTのプラグイン「Bramework」はどんなプラグインか
Brameworkは、キーワードの取得やSEO対策ができているか分析してくれるプラグインです。
まずは、ChatGPTに使い方を聞いてみました。
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ChatGPTのプラグイン「Bramework」の使い方を教えて!
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もちろんです、Brameworkプラグインの使い方について説明します。このプラグインは、SEO(検索エンジン最適化)とコンテンツ分析を支援するためのツールです。以下に、主な機能とその使用方法を説明します。
- キーワードデータの取得: この機能は、特定のキーワードを分析し、その検索ボリューム、キーワード難易度、検索エンジン結果ページ(SERP)情報などの価値あるデータを提供します。以下のように使用します。
bramework.keywordData({keyword: "あなたのキーワード"})
- 関連キーワードの取得: この機能は、指定したキーワードに関連するキーワードを特定します。それぞれの検索ボリューム、難易度、SERP詳細についての洞察も提供します。以下のように使用します。
bramework.relatedKeywords({keyword: "あなたのキーワード"})
- SEO分析: この機能は、指定したキーワードとURLに基づいて記事がSEOに最適化されているかを評価します。以下のように使用します。
bramework.seoAnalyzer({keyword: "あなたのキーワード", url: "あなたのウェブページのURL"})
これらの機能を使用することで、あなたのオンラインプレゼンスを強化し、コンテンツ戦略を改善するための洞察を得ることができます。
とのことです。
本当に使えるのであればSEOマーケターにとっても使えるかもしれません。
Brameworkの使い方①:プラグインストアからダウンロード
まずは、ChatGPTのプラグインストアからダウンロードする必要があります。
ダウンロードがまだの人は以下のボタンを開いてみてください。
まずは設定(Settings)で、「Plugin」をオンにしましょう。現在は、Beta featuresからオンにすることができます。
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すると、Chatの「GPT-4」のところに「Plugins」というものが現れます。こちらを押してください。

するとPlugin storeが出てきます。こちらを押してください。

その中で「Bramework」というものがあるので、インストールしましょう。これで準備は完了です。
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Brameworkの使い方②:実際にChatしていく
では、キーワードの取得とSEO分析をさせてみましょう。
今回は、「洗濯機 おすすめ」というキーワードで上位表示されている、mybestさんの記事を分析させてみました。
ちなみに、このキーワードは非常に競合性が高く、多くのメディアがしのぎを削っています。
Brameworkの機能:キーワード取得
情報としては似ているので、キーワードデータと関連キーワードを両方出してみましょう。
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出力はしてくれましたが、キーワード難易度が検索Volが正しいものになっていません。
おそらく、このツールは英語圏のツールなので、アメリカでのデータになっているのでしょう。
ですので、日本語のデータがないかどうか聞いてみましたが、同じ結果しか返ってきませんでした。
残念ですが、こちらのツールでキーワード調査をするのは難しそうです。
Brameworkの機能:URL分析
では、URL分析の方はどうでしょうか?
指示通りに送ってみました。
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ループしてしまったことを抜きにしても、こちらの分析も微妙そうです。
mybestではきちんとキーワードがタイトルやメタディスクリプションに入っていますし、ファビコンも設定されています。
これもやはり、英語圏のツールである影響でしょう。翻訳される過程で英語になってから分析されていそうです。
ただ、このツールが正常に作動したとしても、既存のSEOツールで十分な気もします。分析であればわざわざこちらのツールを使うほどではないでしょう。
「Bramework」の使い方のまとめ
こちらの記事では、ChatGPTのプラグインである、Brameworkについて解説してきました。
この記事をまとめると
- Brameworkはキーワードデータの取得と関連キーワードの取得、SEO分析ができるChatGPTのプラグイン
- キーワードの分析では、現在日本では正しく出力されない。
- SEO分析機能でも、日本語である影響か、正しい分析結果が出力されない。
でした。
有用な使い方をご存知の方は是非教えていただけると幸いです。
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