株式会社モルフォは、AIを利用してドライブレコーダーなどの動画データを効率的に要約する新技術「Morpho Video Summary™」を提供開始しました。
このAIニュースのポイント
- 「Morpho Video Summary™」は、膨大な動画データから重要なシーンのみを抽出し、データ容量の軽減と業務効率化を実現します。
- この技術は、事故記録や道路の点検業務、自動運転技術開発など様々な用途に活用される予定です。
- ユーザーは用途に合わせて要約ルールを細かく設定でき、例えば「走行シーン検出エンジン」を利用して動画の特定シーンを保持することが可能です。
株式会社モルフォは、AIを活用してドライブレコーダー等で撮影された動画を要約する技術「Morpho Video Summary™」を開発しました。この技術は、膨大な量の動画データから必要なシーンだけを選び出し、データ容量を減らすことで、業務効率化に貢献します。
ドライブレコーダーや車載カメラの動画は、事故の証拠保全、道路の点検、高度運転支援や自動運転技術の開発など、幅広い用途で利用されています。しかし、これらの動画データの量が膨大であるため、維持コストが増加し、データ確認にも多くの工数が必要となっていました。
「Morpho Video Summary™」は、顧客のアプリケーションに応じて要約ルールを設定できる柔軟な動画解析エンジンを提供します。例えば、「走行シーン検出エンジン」を利用することで、動画内で車が赤信号で停止しているシーンのような変化の少ないシーンをカットするようなルールを作成できます。
出典: PRTimes