公益社団法人自動車技術会は、自動運転技術の開発を目的とした「自動運転AIチャレンジ2023(シミュレーション)」をオンラインで開催します。
このAIニュースのポイント:
- 自動運転AIチャレンジは、実車とシミュレーションの2つの大会で構成され、今年はシミュレーションに焦点を当てています。
- 参加者は、オープンソースソフトウェアAutoware.Universeを使用して、自動運転ソフトウェアの開発に挑戦します。
- 競技では、安全かつ迅速な走行を実現するための技術開発が評価され、優秀な成果には賞金が授与されます。
自動運転AIチャレンジ2023は、End to End(E2E)シミュレーション環境でのレースをテーマにしており、参加者はレーシングカーに自動運転ソフトウェアを実装し、複雑なコースを走行します。この大会は、自動車業界の技術革新に貢献する新たな技術者を育成することを目的としています。競技では、高速かつロバストな認識機能、戦略的な経路計画、高速域に対応した制御モジュールの開発が重要視されます。大会の評価基準は、走行距離、安全性、スピードの3つの観点で行われ、優秀な成果を上げたチームには賞金が授与されます。特別賞として、コミュニティ貢献賞・広報賞やプレゼンテーション賞も設けられています。
大会のスケジュールは、2023年11月6日に参加登録が開始され、12月4日に大会が始まり、翌年の1月31日に終了します。表彰式は2024年2月下旬に予定されています。このイベントは、経済産業省や東京大学生産技術研究所などの後援を受けており、自動車技術の進歩と共有を促進することを目指しています。
出典: PRTimes