神田外語大学の外国語学部、アジア言語学科、中国語専攻の植村麻紀子准教授が主導する「中日翻訳ゼミ」で、生成AI ChatGPTを使用して、日本語と中国語のオリジナル絵本が制作されました。
このAIニュースのポイント:
- 「中日翻訳ゼミ」は、2021年から日本語・中国語の「絵本翻訳・読み聞かせプロジェクト」を開始し、日中の子供たちを対象にオンライン活動を展開してきました。
- 以前のプロジェクトでは、既存の絵本の使用許可の取得が大きな課題でしたが、この度はChatGPTを活用してオリジナルの脚本を作成し、学生たちがそれを基にストーリーを作り上げ、オリジナル絵本を制作しました。
- このオリジナル絵本は、2023年10月21日と22日に開催される神田外語大学の学園祭「第37回浜風祭」で展示され、読み聞かせ会や動画上映会が行われる予定です。
神田外語大学の「中日翻訳ゼミ」は、日中の子供たちを対象にした「絵本翻訳・読み聞かせプロジェクト」を2021年から開始しており、多くの学生がこのプロジェクトに参加しています。しかし、既存の絵本を使用する際の著作権の問題が常に課題となっていました。このため、今年は新たなアプローチとして、生成AI ChatGPTを活用し、オリジナルの絵本を制作することになりました。
学生たちは、ChatGPTで生成された脚本をベースに、独自のストーリーを作成しました。完成したオリジナル絵本は、神田外語大学の学園祭「第37回浜風祭」で一般に紹介される予定で、多くの来場者がこの絵本を手に取ることが期待されています。
出典: PRTimes